電動自転車バッテリーの内部診断方法。充電回数、実力容量とは?

電動自転車バッテリー内部診断

電動自転車バッテリーは消耗品

電動自転車バッテリーはパーツの中では「消耗品」に分類されます。

どれだけ大切に使用しても使用回数を重ねる度に、また時間が経過するにつれて劣化していきます。

劣化を止める事や劣化したバッテリーを復活させる事は出来ません。

そして電動自転車バッテリーはパーツの中で最も高価です。

メーカー純正品を購入する場合、バッテリー容量によって価格は変わりますが3~5万円程度かかります。

電動自転車を年単位で使用していると、「1回の充電で走行できる距離が短くなってきたな。」と感じたり、「前より頻繁に充電が必要になってきたな。」と感じる事があります。

では、どの程度バッテリーが劣化しているか知る方法は無いのでしょうか?

電動自転車バッテリーの状態を知る方法

お持ちのバッテリーが今どのような状態なのか、「バッテリーの内部診断」機能を使う事である程度の状態を知る事ができます。

動画で見たい方はこちら

ヤマハ、ブリヂストンとパナソニックでは内部診断によって知る事が出来る情報が異なります。

パナソニックバッテリーの内部診断手順と知る事が出来る情報

パナソニックのバッテリーの内部診断で知る事が出来る情報は

実力容量

のみとなります。

実力容量とは新品出荷時を100%とすると、診断時点で実力容量がどの程度劣化しているかの目安となる数値です。

内部診断をする時はバッテリーの残量ボタンを押した時にバッテリー残量ランプが赤く点灯する状態で行います。

バッテリー残量ランプが表示されない時は
バッテリー残量がゼロの状態もしくはバッテリーがスリープモードに入っていますので、充電器にバッテリーを接続して下さい。
残量ゼロの場合は1分ほど充電して下さい。スリープモードは充電器に接続したら直ぐにバッテリー残量ランプが点灯してスリープモードが解除されます。

内部診断手順はバッテリーの残量ボタンを長押しします。

押した瞬間、バッテリー残量ランプが点灯します。これは現在のバッテリー残量です。

そのまま長押しを続けているとすぐに残量ランプが消灯します。

消灯後数秒で再度残量ランプが点灯します。

ここで点灯した残量ランプの点灯数によって実力容量を知る事ができます。

実力容量の見方は

  • 1個点灯・・・実力容量0~20%
  • 2個点灯・・・実力容量21~40%
  • 3個点灯・・・実力容量41~60%
  • 4個点灯・・・実力容量61~80%
  • 5個点灯・・・実力容量81~100%

となります。

一番良い状態は5個点灯で、一番良くない状態は1個点灯となります。

ヤマハ・ブリヂストンバッテリーの内部診断手順と知る事が出来る情報

補足説明
ヤマハ・ブリヂストンはOEM生産されているので、バッテリーに貼っているメーカーシールが違うだけで、中身はまったく同じです。(※2018年あたりからそれぞれ独自路線の商品なので、バッテリーは異なります。)

ヤマハ・ブリヂストンのバッテリーの内部診断で知る事が出来る情報は

  • 実力容量
  • およその充電回数

となります。

ヤマハ・ブリヂストンのバッテリーは年代によってバッテリーの形状が変わっており、一部充電回数の見方も違うので細かく説明していきます。

第1世代リチウムバッテリー

まずはこちらのバッテリーです。

ヤマハ・ブリヂストンのリチウムバッテリーとしては一番年代が古いタイプとなります。

充電サイクルは350~400回程度充放電すると交換の目安とされています。

内部診断の手順はバッテリーの残量ボタンを長押しします。

注意ポイント
ヤマハ・ブリヂストンは30秒程度長押しする必要があり、ボタンを強めに押し込んでいないと気づかない間に長押しが途中で中断されている事があるのでご注意ください。

押した瞬間、バッテリー残量ランプが点灯します。これは現在のバッテリー残量です。

そのまま長押しを続けているとすぐに残量ランプが消灯します。

残量ボタンを押した時から20秒経過すると残量ランプに充電回数を表す情報が表示されます。

すぐに残量ランプが消灯し5秒後に残量ランプに実力容量を表す情報が表示されます。

充電回数と実力容量の見方を解説します。

まず充電回数は残量ランプが

  • 1個点滅・・・充電回数0~50回
  • 1個点灯・・・ 充電回数51~100回
  • 1~2個点滅・・・ 充電回数101~150回
  • 1~2個点灯・・・ 充電回数151~200回
  • 1~3個点滅・・・ 充電回数201~250回
  • 1~3個点灯・・・ 充電回数251~300回
  • 1~4個点滅・・・ 充電回数301~350回
  • 1~4個点灯・・・ 充電回数351回以上

となります。

ちなみに充電回数とはバッテリーを充電器に接続した回数となります。

一瞬だけ充電器に接続した場合も2時間充電した場合、どちらも1回とカウントされます。

実力容量は4段階です。残量ランプが

  • 1点灯・・・実力容量0~25%
  • 2点灯・・・実力容量26~50%
  • 3点灯・・・実力容量51~75%
  • 4点灯・・・実力容量76~100%

といった表示となります。

第2・第3世代リチウムバッテリー

上の画像のバッテリーが第2世代リチウムバッテリーです。

上の画像のバッテリーが第3世代リチウムバッテリーです。

第2世代バッテリーより、「長生きバッテリー」という名前になり充電サイクルは700~900回と第1世代の約2倍となりました。

第3世代も同様に700~900回がサイクルとなります。

充電回数と実力容量の見方は第1世代と同じ手順となります。

ただ充電回数の内容が違います。

  • 1個点滅・・・充電回数0~100回
  • 1個点灯・・・ 充電回数101~200回
  • 1~2個点滅・・・ 充電回数201~300回
  • 1~2個点灯・・・ 充電回数301~400回
  • 1~3個点滅・・・ 充電回数401~500回
  • 1~3個点灯・・・ 充電回数501~600回
  • 1~4個点滅・・・ 充電回数601~700回
  • 1~4個点灯・・・ 充電回数701回以上

となり、第1世代の2倍の回数となります。

実力容量はあくまで目安に

充電回数は信頼度が高く、間違いない情報となります。

実力容量に関しては例えばヤマハバッテリーで75~100%の表示でも1キロも走れない場合もあります。

実力容量が26~50%だから新品時の26~50%の距離を必ず走行できる訳ではありません。

ですので過信するのではなく、あくまでバッテリーの状態を知る目安として考えた方が良いと思います。

興味のある方は一度試してみて下さい。

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