私がフェスに電動自転車を導入したい理由
今回、長野県松本市で開催される「りんご音楽祭2020」に電動自転車を提供させていただきました。
お客様用ではなく、スタッフさん用に提供させていただいたのですが大変好評をいただきました。
以前もONWAという、友人主催のフェスに電動自転車をレンタルしたのですが、私は以前から音楽フェスティバルに電動自転車を導入したいと思っていました。
フジロックフェスティバルが大好き
私がフェスに電動自転車を導入したいという考えは、私のフジロック好きに遡ります。
私は2001年に初めてフジロックに参加し、現在まで毎年欠かすことなく参加しています。
長く参加していると
- ひたすら見たいアーティストを見まくる
- フジロックを如何に快適に過ごすかを考える
- 無理してライブを見ずに体力に合わせて行動する
- 昼間は暑いので夜以外はキャンプで過ごすようになる
- 結婚し子供も生まれ、家族全員で行くようになる
- この楽しさを多くの人に体験して欲しくなる
といった様な流れで、年を重ね体力の衰えを感じると共に、フジロックの参加の仕方が変わってきました。
そして今では、「仕事をするフジロック」を体験したいと思っています。
私が得意な事といえば、電動自転車しかないのですが徒歩移動の多いフェスをより快適なものにする事ができると思っています。
例えば
- 宿やキャンプサイトから入場ゲートまで
- 場外のお風呂や買い出しに
- スタッフの移動に
などなど、色々と使いみちは考えられますが私がやりたいのは
子供と参加している家族に使ってほしい
と思っています。
最近は小さなお子さんを連れて参加している姿も珍しくありません。
私も家族で参加しますが、友人と参加するフジロックとは別の楽しさがあります。
といったように、色々と考えていますがいきなりフジロックには導入は難しいので、友人・知人を伝って今回の「りんご音楽祭」で使ってもらえる事は、大きな第一歩と言えます。
動画で見たい方はこちら
前乗りして会場設営などを手伝っています。
りんご音楽祭本番の舞台裏をレポートしています。
りんご音楽祭でスタッフさんの声を聞いてみました
詳細は動画を見ていただければと思いますが、実際にスタッフさんに使用してもらってどうだったか?を聞いてみました。
全ての方に聞いた訳ではないのですが、多くの方が
- 移動がとても楽になった
- 坂が多いので楽でよかった
- 来年も使いたい
といったポジティブな意見ばかりで、とても嬉しかったです。
最初は5~6台を予定していたのですが、余裕を持って10台以上持っていっていました。
りんご音楽祭初日がスタートしてすぐに、「電動自転車の増台はできないか?」といったお声をいただき10台まで増台して使っていただきました。
実際に私もスタッフ通路を歩きと電動自転車で比較してみましたが、電動自転車を使用した方が移動にかかる時間がかなり早くなり、とても快適でした。
万全のサポート体制
電動自転車を使用していてサポートが必要な部分は主に
- バッテリー切れ
- パンクなど故障
となります。
幸い今回はパンクなどの故障は一切無しでした。
バッテリー交換については、スペアバッテリーをそれぞれ持っていっており、バッテリー残量が50%になった時点でバッテリー交換を実施しました。
8~16アンペア程度の容量のバッテリーを持っていっていたのですが、各車1回ずつ程度バッテリーを交換しました。
当初バッテリー交換は必要無いと言われていましたが、余裕をもって準備しておいて良かったです。
最後に
今回はコロナ禍でほとんどのフェスが中止になる中、りんご音楽祭はコロナ対策をして開催するフェスの中では、かなり早期に開催されました。
人数制限やソーシャルディスタンスを守って、何事もなく終了してホッとしています。
今回のようにフェスで電動自転車を使用してもらう事は2回目となりますが、どちらも喜んてもらえて本当に嬉しいです。
会場のスタイルなどによって、電動自転車の使用が難しいフェスもあるかと思いますが、他のフェスでも電動自転車をどんどん導入してもらいたいです。
そしてフェスに参加する人たちが少しでも笑顔になってもらえるようなサービスに育てていきたいと思っています。
今回お世話になった皆様、本当に貴重な経験をさせていただきありがとうございました!