「中古の電動自転車なんて売ってるの?」
これは、出会った人に職業を聞かれて「中古電動自転車の販売をしています」と答えた時のよくあるリアクションです。
買取りに行った時も「捨てるつもりだった」「そんなに高い金額で買ってもらえるの?」といったお声をいただきます。
お客様のどのリアクションも【予想外】である事が伺える反応です。
中古電動自転車は新車の半額以下から購入できる事を伝えると、「安い!」「実は知り合いの○○さんが欲しがっていて」と喜んでもらえます。
私達は2008年から中古電動自転車を販売しており、このビジネスによって多くの人が笑顔になる事を信じています。
1.10年前の中古電動自転車市場
10年前の私達のビジネスは、中古自転車を海外へ向けて輸出する事でした。
日本の自転車年間廃棄台数は約650万台と言われており、発展途上国向けに日本の中古自転車は輸出されています。
当時、中古電動自転車は国内・国外両方で需要がなく、ゴミ扱いされている状況で、今でこそバッテリーは全てリチウムイオンが使用されていますが、中古で出てくる電動自転車はニカド・ニッケル水素バッテリーが主流でした。
そんな中、あまり使用されていないキレイな電動自転車をネット販売してみたところすぐに完売。その後も商品をアップする度にすぐに売れる状況に驚きました。
そこから中古電動自転車販売に力を入れ始め、現在では自転車輸出よりも中古電動自転車販売がメインとなっています。
2.現在の中古電動自転車市場(2019年)
10年前と大きく変化した事は、バッテリーの品質です。
バッテリーはニカド・ニッケル水素からリチウムイオンバッテリーに変わり、大容量の物も増えてきました。
例えば子供乗せ電動自転車は子供が小学校に入ると不要になるので、使用期間は3~5年です。
10年前は3年も乗るとバッテリーが劣化し使えなくなる状況でしたが、現在では3年程度の使用だとバッテリーがまだまだ使用できる事が多いです。
これによってバッテリーの状態が良い中古電動自転車が増え、販売できる業者も増えてきました。
2019年1月現在、ヤフオクで「電動自転車」で検索し、中古で絞り込むと1,771台出品されています。10年前ではこの10分の1も出品されていませんでした。
3.世の中に中古電動自転車を普及させる為に
今よりもっと中古電動自転車の普及を進めるには
- 買取り~販売までの仕組みを普及させる事
- 品質の高い中古車を販売する事
- 保証制度を充実させる事
- お客様に知ってもらう事
上記のような取り組みが必要だと思います。
お客様から信用してもらえるような、高品質な中古を世の中に流通させる必要があります。
イーチャリティでは、高品質な中古を安心して乗ってもらう為に、
- 品質の向上
- 保証制度の充実
- アフターケア
- 販売業者の育成
- 高価買取
に特に力を入れています。
お客様が泣き寝入りする事がないよう、買ってよかったと思ってもらえるような商売を心がけています。
4.電動自転車の感動を全ての人に
初めて電動自転車に乗った人のほとんどは、笑顔で坂道を登って来ます。
この素晴らしい体験をもっと多くの人にしてもらいたいと思っています。
電動アシスト自転車は、発売当初は「高齢者の乗り物」といったイメージでしたが、今や子育て・通勤・通学・仕事の足・レジャーと幅広く利用されるようになりました。
新車が高価で買えない人、1年だけ乗りたい人、仕事で電動自転車を使いたい人、気軽に別の車種に乗り換えたい人、など様々な理由でお客様がイーチャリティに訪れます。
これからも、訪れたお客様がみんな笑顔になるように、少しでも世の中が良くなるように、安心・安全・安価な中古電動自転車を提供していきます。