引き続き電動自転車のスイッチエラーの解除方法をお伝えしていきます。
今回は「旧基準編」としまして2008年以前のヤマハ・ブリヂストンの電動アシスト自転車が対象となります。
スイッチの種類はこちら
「点灯」部分がオートエコと書いてあるモデルでも同じ手法でエラー解除できます。
このスイッチが下の画像のように、電源をONにした時にバッテリー残量ランプの1~4が同時に点滅する事があります。
このエラーが出るとドライブユニットも動作しません。(アシストしません)
状態としてはドライブユニットに異常がある、という警告が出ている状態です。
一番多い事例としてはトルクセンサー異常です。
これは電動自転車の電源を入れながらペダルを踏む事で起こる事が多いです。
ドライブユニットのエラーを解除しなければ、この状態が続くので自転車が壊れてしまったと心配な方も多いと思います。
解除方法をやっていく前にスイッチをハンドルから外して下さい。
ネジ1個でとまっているので、プラスドライバーがあれば外せます。外したらスイッチの裏を見て下さい。
裏に診断ボタンが付いています。
今回はこの診断ボタンも使用しながら操作していきます。
それではエラー解除の方法をご紹介します。
1、診断ボタンを押しながらスイッチレバーを「入」にします。残量ランプが点滅している状態で、診断ボタンから指をはなします。
2、再度診断ボタンを押しながらスイッチレバーを「強」→「入」と操作し、診断ボタンから指をはなします。
3、電池残量ランプ1~4のどこかが点灯します。
※電池残量ランプの点灯する位置で、エラーの内容が変わります。
4、エラーコードを表示している間に診断ボタンを押しながらスイッチレバーを「強」にいれます。
※異常履歴が消去され、表示は全て消灯します。
5、再度電源を入れ直し、エラー表示されないことを確認、試乗し、再発しないことを確認してください。
診断ボタンの感触が押せているのか、押せていないのか分かりにくいですが、同じ状況の人は是非試してみて下さい!
新基準で同じ症状の方は下記ブログを参考にしてください。