沖縄に来て感じた事
2022年6月にご縁があって沖縄に視察に来ました。
この時はコロナの影響もあり観光客は少ない状況でした。
「沖縄で中古電動自転車を売ってみないか?」という提案を受けていましたが、ネットで調べてみると沖縄県民の自転車所有率は長崎県に次いでワースト2位という情報を見て販売は難しいだろうと想像していました。
現地の方に話を聞いても一度も自転車に乗った事がない人もいるくらい自転車文化が浸透していません。
また沖縄は公共交通機関が整備されていない事もあり、車社会ですぐ近くのコンビニでも車で行くような生活だそうです。
レンタカーを探してみましたが、どの会社でもレンタル可能な車両が見つかりませんでした。
コロナ禍で沖縄のレンタカーの台数は約3分の1にまで減少し、全く予約が取れる状況ではありません。(2022年11月現在)
しかもレンタカーの価格は高騰し、ホテル代よりも高額になっている会社が多く見受けられます。
私は電動自転車のシェアサイクルを利用する事にしましたが、那覇市を色々と巡ってみて自転車観光の可能性を感じる事になりました
沖縄の魅力を電動自転車と共に
沖縄に来て皆さんが行きたい場所はどこでしょう?
素敵なビーチ、美ら海水族館、アメリカンビレッジ、やんばる地方、首里城など色々な観光地を思い浮かべるのではないでしょうか?
このような観光地をめぐるには車が一番便利です。
私は沖縄の観光地を一通り巡って感じたのは、
「作られた観光ではなくリアルな沖縄を体験したい」
といった欲求でした。
もちろん観光地は完成されていて素晴らしい場所ばかりです。
しかし限られた旅行期間で私が感じたのは、作られた沖縄ではなく現地の人が息づく日常を感じてみたいという気持ちでした。
私は今、那覇市に住み電動自転車を使って沖縄ライフを楽しんでいます。
電動自転車でいつもと1本違う道に入ってみるだけで、魅力的なお店や公園など毎日が発見の連続です。
入ってみたいお店が多すぎて全部を見れないくらいです。
沖縄は坂道も多いので移動には電動自転車がピッタリです。
シェアサイクルを利用していた時も便利でしたが、利用したいポートに自転車がなかったりポートにしか返却できない事にストレスを感じていました。
沖縄に最適な自転車サービスを考える
私は沖縄で色んな体験を経て、イーチャリティがやるべきサービスを考えてみました。
私は神戸や横浜でやっている中古電動自転車の販売ではなく、レンタサイクルの方が需要があるのではないか?と考えました
- 沖縄県民は自転車に乗る文化がない
- コロナ禍が一服して観光客が増加している
- 那覇市は朝夕の渋滞は全国ワースト1
こういった状況を整理してみると
沖縄県民の方には電動自転車の長期レンタサイクルというサービスを提供したい。
自転車に乗る文化がない人は購入へのハードルが高く、まずは1〜2ヶ月などレンタルしてみて気に入れば購入を検討してもらう方が良いと感じています。
観光客には電動自転車の短期レンタルサービスを提供
現在は那覇市のみでのサービスとなりますが、今後は主要な街でのレンタルを進めていきます。
車やバスにはない自転車旅の魅力を存分に感じてもらいたいと思っています。
レンタカーの代わりになるサービスへ
レンタカーはこれから増えていくのだと思いますが、増えれば増えるほど渋滞が起こりやすくなります。
渋滞が頻発すると観光の質が落ちてしまいます。
誰でも気軽に利用できるレンタサイクルサービスに成長させて、自転車の方が車よりも近隣観光の足として最適だという事を知ってもらいたいです。
中古電動自転車を有効活用して沖縄を世界を代表するリゾートへ
イーチャリティは神戸・横浜を経て沖縄に出店する事ができました。
今までの中古電動自転車の販売だけでなく、レンタルビジネスにも力を入れる事ができる様になりました。
今までの自転車業界では想像もつかなかったような高品質なサービスを、お客さまが選びやすい料金でこれからも提供していきます。
ぜひ沖縄に来た時は電動自転車に乗って、沖縄の本当の姿を楽しんでいただきたいと思います!
沖縄県那覇市三原1-31-21